コラム Information

脳梗塞後遺症です、手足が痛いです。YNSA®の鍼で良くなりますか?

Q1、脳梗塞後遺症で手足が痛いです。YNSA®(山元式新頭鍼療法)の鍼は効果がありますか?

 

A1、発症から早いほど効果を感じる方は多いように思います。

 

  数年経っていても効果を感じる方もいらっしゃいます。

 

      痛みのコントロールが可能になれば

 

  身体を動かし易くなる。

  

  ・リハビリの意欲がでる。

  

  ・精神的に楽になり、気持ちの落ち着きがでて家族の会話が増える。

 

  などの良い影響があります。  

 

  障害を受けた脳細胞が元通りになることは難しいと言われていますが、

 

  脳の可塑性といって、障害を受けた脳細胞の周りが機能を補いあって

 

  機能を回復していくことは認められています。

 

 

Q2、脳卒中後遺症に対してのYNSA®(山元式新頭鍼療法)の目的は何ですか?

 

A2、①痛みの軽減

 

   ②痙縮・筋緊張の軽減

 

   ③運動機能の亢進による、転倒予防、生活の質の向上

 

   不眠・便秘・気持ちの落ち込みなどの自律神経症状の改善

 

   ⑤言語機能の改善

 

   を目的にしています。

 

   頭皮鍼(YNSA®)により、

 

  ・脳浮腫を減少させる。

 

  ・脳内の炎症を減少させる。

 

  ・脳機能の繋がりを強化する。

 

   ことが期待されています。

 

 私たちは患者様が笑顔を取り戻し、日常を少しでも取り戻すお力になりたい!と考えております。

 

参考図書:あけらめなければ、痛みも麻痺の。必ず治る!、ソレイユ出版、山元敏勝著

 

 

歩く事は「百薬の長」!!

Q1、ウォーキング(歩く事)が身体に良いのは何故ですか?

 

A1、少なくとも3つはあります。

 

  ①筋肉から「マイオカイン」という抗炎症作用があるホルモンが分泌されること。

 

  ②痛みを抑える機能が高まる事。

 

  ③記憶力の向上など、頭の働きが良くなる。などです。

 

 

 

Q2、マイオカインはなぜ身体に良いのですか?

 

A1、「マイオカイン」は抗炎症作用があると言われています。

   

  抗炎症作用により動脈硬化のリスクを軽減させることが期待できます。

 

  この結果、心筋梗塞・脳出血・脳梗塞・クモ膜下出血や

 

  内臓疾患のリスクを軽減させる事が期待できます。

 

 

Q3、なぜ歩くことが痛みの軽減に繋がるのですか?

 

A3、身体には痛みを軽減する「下降性抑制系」と言う働きがあります。

 

  ウォーキングなどの有酸素運動によって下降性抑制系の働きが高まり、

 

  脳が痛みに過敏になることを防ぐ事が分かってきています。

 

 

Q4、歩くとなぜ頭の働きが良くなるのですか?

 

A4、歩くと脳の中で脳神経細胞の栄養であるBDNF(脳由来神経栄養因子)

 

  というタンパク質が作られることが分かっています。

 

  BDNFは脳神経細胞・神経線維の栄養になると言われています。

 

  このBDNFによって脳細胞の繋がりが良くなり

 

 「記憶力の向上」など頭の働きが良くなる。

 

  事が期待できます。

 

 

このように、散歩などの軽い運動はまさに

 

「百薬の長」ともいえます。

 

参考文献 慢性痛のサイエンス 著:半場道子 医学書院

病気の種類と自律神経について

自律神経の働きには、交感神経と副交感神経があります。

 

これらの働きは、人が大昔に洞窟で生活していた時代とあまり変わっていないと考えられています。

 

交感神経は獲物や外敵に出会ったときなどの戦闘態勢モードです。

 

なので血圧・脈拍・血糖値が上昇し、全身の筋肉が緊張し、汗をかきます。

 

体温も上昇します。

 

この時は、内臓の蠕動運動はお休みモードになります。

 

副交感神経は獲物を得て仲間とリラックスしながら食事をしているようなモードです。

 

食事をしているので内臓の運動が活発になります。唾液も大量に分泌されます。

 

さまざまな病気や体調不良の原因に交感神経・副交感神経の働きの不調が考えられます。

 

交感神経の働きすぎ、副交感神経の働きすぎ、どちらが原因で始まったのか?

 

この原因を考えることは大切なポイントになるかもしれません。

 

参考図書:阿保徹のやさしい解体新書、実業之日本社

 

 

 

 

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