YNSA(山元式新頭鍼療法)のA点について。
YNSA(山元式新頭鍼療法)は頭皮に全身の各部位に対応したツボがあると考えています。
そのなかでも最も多く使う点にA点があります。
前髪際の位置で正中線から約1センチの程外側にあります。
A点は頸部(頸椎)と対応しております。
頸椎は7個ある事から、ツボとしては縦に約2センチほどの間にA1からA7まであります。
頸椎に沿って星状神経節という身体の痛みや自律神経の働きと非常に関係の
深い神経が通っていることから、身体の痛みや自律神経の症状に深い関連があると
考えています。
また、手に向かっている神経は頸椎の隙間を通って
鎖骨の下を通り腕・肘・手首から指先に向かっています。
このことから、脳卒中後遺症の肩や手・指先の症状、頚椎症にも使われます。
参考図書:山元式新頭鍼療法の実践、三和書籍、