コラム Information

嗅覚障害・味覚障害について

コロナ禍以降、嗅覚障害・味覚障害でお悩みの方が多いようです。

 

このような方は倦怠感・不眠などの自律神経の乱れによる症状や

 

気持が落ち込む等、メンタル面の症状も重なっているケースが多くみられます。

 

味覚・嗅覚の症状により

「匂いを感じない。」

「食事がおいしくない。」

「食べる気がしない。」

「気持ちが落ち込む。」

 

など食べる量・質・栄養面、精神面などから食生活の低下につながります。

 

食生活が低下すると風邪をひきやすくなるなど免疫力の低下につながります。

 

YNSAⓇ(山元式新頭鍼療法)では、頭皮には脳を含めて全身に対応したツボがあると考えます。

 

嗅覚障害・味覚障害では特に味覚・嗅覚・自律神経・メンタル面などに関連した

 

頭皮のツボに鍼をすることによって症状の改善を図ります。

 

 

パーキンソン病です。上手く歩けません。YNSA®の鍼で良くなりますか?

パーキンソン病の症状の一つに、小刻み歩行といって、

 

チョコチョコと小さな歩幅で歩いてしまう症状があります。

 

これは筋力が弱いなどの原因ではなく、脳からの足の使い方の命令がうまく出来ていない事が原因です。

 

パーキンソン病の原因は脳の中の黒質と言われる部分のドーパミンの量が少なくなる事、といわれています。

 

通常はドーパミンとアセチルコリンと言われる物質がバランスを摂りあって、筋肉の動きを調整しています。

 

何らかの原因で黒質の神経細胞が委縮してしまうとドーパミンが少なくなります。

 

そうすると筋肉の収縮が強くなり、緊張が強くなってしまいます。

 

その結果足を出そうと思っても上手く足が出せずに小刻みに動いてしまうのです。

 

筋肉の収縮が背中やお腹の筋肉で起こると、背中が丸くなったり身体が傾いたりします。

 

筋肉の緊張のため、痛みを訴える方もいらっしゃいます。

 

 

YNSA®(山元式新頭鍼療法)でのパーキンソン病への施術の目的は、

 

QOL(生活の質)の維持・向上です。

 

パーキンソン病の症状には、小刻み歩行・身体の傾き・腰痛・背部痛などの運動器の症状と

 

不眠・便秘・排尿障害・気持ちの落ち込みなどの自律神経症状があります。

 

 施術によって、

 

「姿勢が良くなり歩行が楽になった。」

 

「表情が明るくなり、意欲が湧いてきた。」

 

「食欲がでてきた。」

 

「眠れるようになった。」

 

「お通じがでるようになった。」

 

などの声をいただいております。

 

私達はパーキンソン病の患者様とご家族の方が、笑顔を取り戻し

 

前に進むきっかけになりたい!と考えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

痛みと脳の働きには深い関係があります。

痛みが長期になると、

 

痛みに対して脳が過敏になっている可能性があります。

 

脳内の痛みのコントロールには

 

「扁桃体」と「前頭前野」(DLPFC:背外側前頭前野)が関連しています。

 

★扁桃体は不安・恐怖・怒りの感情と深く関わっています。

 

痛みに伴って不安・恐怖・怒りなどの感情が続くと扁桃体が刺激され続けて興奮しやすくなります。

 

 

★前頭前野は意欲・創造力・判断力・理性などの高度な働きをしいてます。

 

そして前頭前野の一部(DLPFC:背外側前頭前野)には、痛みを抑制する役割があり

 

扁桃体が興奮しすぎないようにセーブする働きがあります。

 

 

痛みがあっても前頭前野の働きで、ある程度の期間は扁桃体の興奮を抑えています。

 

しかし、長期間続くと前頭前野の働きが低下してしまい扁桃体が強く興奮してします。

 

この結果、「痛みに脳が過敏に反応してしまう」といわれています。

 

通常であれば「1」の痛みを「5」の痛み、場合によっては「10」の痛み

 

として何倍にも強く感じてしまうのです。

 

痛みがあると痛みを避けようとして身体を動かさなくなり、

 

身体が硬くなるとさらに痛みが増し、悪循環に陥る可能性があります。

 

痛みに過敏になっている脳の興奮を鎮ずめることにより、

 

痛みが軽減する可能性があります。

 

 

参考図書;慢性疼痛・脳神経疾患からの回復

 

YNSA山元式新頭鍼療法入門

 

監修:山元敏勝 著:加藤直哉

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