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よくある質問「鍼にはどのようか効果が期待できますか?」

Q1、「鍼にはどのようか効果が期待できますか?」

 

 A1、まだまだ分からない事も多いのですが、

 

  世界中でさまざまな研究がすすんでいます。

 

  鍼灸の刺激は血流を良くするだけでなく、

 

  脳や自律神経に働きかけて

 

  痛み・炎症を抑えたり、免疫機能を整える事が分かってきています。

 

 一言でいえば

 

 「その人の治癒力を高める。」

 

 という事です。

 

Q2、「1回で治りますか?」

 

 A2、1回で治ることは理想ですが、

 

 どのような症状でも1回で治る事はなかなか厳しいと思います。

 

 例えば急な腰痛などの痛みの場合、

 

 施術後は痛みが引いても、しばらくしたらもとに戻るケースもあります。

 

 鍼には「その人の治癒力を高める」効果があるので、

 

 痛みがぶり返しても程度が楽になる、

 

 痛くなる回数が減る、

 

 動ける可動域が広がる事が期待できます。

 

 痛みだけでなく自律神経の働きを整えるので、

 

 よく眠れるようになる。

 

 便通がよくなる。

 

 疲れがとれる。

 

 などの可能性は期待できます。

 

参考図書:「あきらめなければ痛みも、麻痺も、必ず治る。」著:山元敏勝、ソレイユ出版

 

 

 

 

 

 

 

 

 

睡眠は身体にも脳にも大事!!

暑さが本格化してきて、身体に負担がかかりやすくなってきました。

 

身体の疲れだけでなく、脳の疲れをとるためにも睡眠が必要です。

 

筑波大学と京都大学の睡眠の研究で、レム睡眠時の大脳皮質の血流量は、

 

覚醒時・ノンレム睡眠の血流時の約2倍になっていることがわかったそうです。

 

レム睡眠時には大脳の老廃物が排出され酸素と栄養がいきわたり、

 

記憶の整理・再構築が行われていると考えられています。

 

レム睡眠が少なくなると、脳内の老廃物の排出が滞りアミロイドβが溜まりやすくなり

 

アルツハイマーのリスクが高まる可能性も考えられています。

 

今までは、ノンレム睡眠時は成長ホルモンの分泌が盛んになり、

 

身体・脳の細胞の修復が行われている事は分かっていたそうですが、

 

レム睡眠時の事はよくわかっていなかったそうです。

 

睡眠は、身体にも脳にも大事なんですね。

「気象病」(寒暖差・湿度差・気圧差による症状)は自律神経の疲労。

気象病という言葉をよく聞くようになってきました。

 

何となく体がだるい、疲れるだけでなく

 

・緊張性頭痛、片頭痛、首肩こり、腰痛、ぎっくり腰、

 

・神経痛、アレルギー症状も含まれます

 

 これらの症状は寒暖差疲労と関連があると考えられます。

 

 人の身体は「7度以上の温度差」を何回も繰り返すとストレスを感じて「寒暖差疲労」に繋がるそうです。

 

 最高気温が25℃の翌日に、最高気温が32℃になると気温差は7℃以上になります。

 

 これを繰り返すと体温を維持している自律神経が働きすぎて疲れてしまう、

 

 と考えられています。

 

 湿度は体感温度に大きく影響しますので、

 

 ★湿度の変化も自律神経の疲労に関係しているとも考えられます。

 

 また、湿度の高い時に汗をかくと汗が蒸発しにくいです。

 

 このため、体温が上手く下がらずに熱が身体の中にこもり

 

 熱中症になるケースもあるようです。

 

 個人的には「湿度差疲労」という言葉も「有り」と思います。

 

Q、自分で出来る「気象病」対策はありますか?

 

A、 ・身体を冷やす服装を避けること。

 

 ・質の良い睡眠をとること。

 

 ・バランスの良い食事を摂る事。

 

 ・ストレッチ、ウォーキングなどの軽めの運動を行うこと。

 

 身体を冷やす服装は、首・足首が外気に触れる状態の服装です

 

 首・足首は、太い血管や神経が通っています。

 

 首・足首を冷やす事は、この血管・神経を冷やすことになり身体を冷やすことに繋がります。

 

 特にこれからの時期は冷房を使います。

 

 丈の短い靴下は足を冷やし、お腹を冷やすことに繋がります。

 

 ストール、丈の長い靴下などで足首・首を冷やさないようにしょう。

 

 参考文献:生理学第二版、医歯薬出版株式会社

 

 

 

 

 

 

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