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YNSA®(山元式新頭鍼療法)はどのような症状に効果があるのでしょうか?

YNSA®(山元式新頭鍼療法)では頭皮に鍼をします。

 

頭皮にある身体の各部位に対応したツボに鍼をしていきます。

 

鍼をするツボはYNSA®頭皮鍼独自の診断方法で調べていきます。

 

どのような症状に効果があるのでしょうか?

 

①痛み

「痛み」は痛みがでている肩・腰・膝などの部位で起きている炎症が原因です。

 

痛みが長引くと、「脳が痛みを過敏に感じるようになる」

 

ことが最近の研究で分かってきています。

 

「脳が痛みを過敏に感じるようになる。」と痛み止めが効かなくなったり、

 

また、気持ちの落ち込みや不眠などの自律神経症状がでてきます。

 

YNSA®頭皮鍼を行う事によって、痛みに敏感なった脳の状態を整えることにより

 

長引く痛みを軽減できる可能性があります。

 

 

②麻痺

「麻痺」は動かなくなった手足に問題があるように感じられますが、そうではありません。

 

麻痺は脳出血・脳梗塞によって中枢神経に障害が起こり脳からの命令の通り道が断たれたことによって起こります。

 

「手を動かせ」「足を動かせ」という脳からの命令が手足に届かなくなることが原因です。

 

③パーキンソン病

 

パーキンソン病の症状には、

 

手足の震え、前傾姿勢、筋肉の硬直、腰や背中の痛み、便秘、不眠などの症状があります。

 

パーキンソン病は脳の中で「ドーパミン」という神経伝達物質の分泌が少なくなることが原因と言われています。

 

ドーパミンは身体の筋肉の動きの調整や、自律神経の働きに大きく関連しています。

 

ドーパミンはやる気・意欲とも関係していますので、パーキンソン病の症状の一つに

 

気持ちの落ち込み・うつ症状があるのはこのためです。

 

 

③不定愁訴(自律神経のみだれによる症状)

 

頭痛・耳鳴り・身体がだるい・眠れないなどの症状があるのに原因が分からない状態を不定愁訴と呼びます。

 

この不定愁訴は交感神経と副交感神経のバランスが崩れることが原因です。

 

YNSA®頭皮鍼によって自律神経の働きを整えることにより、

 

これらの症状を軽減させる可能性があります。

 

参考図書:あきらめなければ、痛みも、麻痺も、必ず治る。著:山元敏勝、ソレイユ出版

 

 

 

「朝から身体がだるい、寝違える。頭が痛い。」のはなぜ?

Q1、寝たはずなのに朝から身体がだるい、寝違える、頭が痛いのは何故ですか?

 

  原因の一つに、寝ている間に血糖値が低下してしまっている

 

 「夜間低血糖」の可能性があります。

 

  夜間低血糖のある方の症状には

 

 ・寝汗ををぐっしょりかいている。

 

  ・朝起きたばかりなのに身体があちこち痛い、固まっている。

 

 ・よく寝違える。

 

  食生活においては、

 

  パン・麺類・お菓子などの糖質中心の食事が多い傾向があります。

 

Q2、夜間低血糖とは何ですか?

 

  人の身体は血液中の「血糖値」をあるレベルに保つ働きがあります。

 

  「血糖値」が下がると、「お腹が空いた!」と感じます。

 

  しかし、寝ている間は食事がとれません。

 

  なので、筋肉と肝臓に蓄えられている「グリコーゲン」を「糖質」に変えて

 

  血糖値を維持しています。

 

  このシステムが上手く働かないため、

 

  低血糖になっている可能性があるのです。

 

Q3、「夜間低血糖」の時に、身体はどうなっているんですか?  

 

  低血糖は身体の危機状態です。

 

  なので、血糖値を上げようとします。

 

  血糖値を上げるために、交感神経が優位になります。

 

 「交感神経」を働かせるときには

 

 「アドレナリン」「コルチゾール」と言ったホルモンが全身に駆け巡ります。

 

  この二つは「戦うためのホルモン・ストレスホルモン」とも言われています。

 

  このため全身の筋肉は緊張して血圧も血糖値も急上昇します。

 

  寝ている間に戦っている状況になるので

 

  朝起きた時はグッタリ疲れていたり、身体がアチコチ硬くなっていたり、

 

  寝違えたりするのです。

  

Q4、夜間低血糖はどのようにしたら改善されますか?

 

  結論から言うと、

 

 「バランスの良い食事」と「ウォーキングなどの有酸素運動・少しの筋トレ」です。

 

  タンパク質が不足してしまうと筋肉が上手く作られなくなり、

 

  筋肉に蓄えられる糖質の量も減ってしまいます。

 

  運動不足にもなってしまうと筋肉も痩せてしまうので、なおさら悪循環になります。

 

  筋肉と肝臓に蓄えられている糖質を使うシステムを

 

  うまく使えるようになることが重要です。

脳が痛みを過敏に感じている可能性があります。

痛みが長期になると、

 

痛みに対して脳が過敏になっている可能性があるのです。

 

脳内の痛みのコントロールには

 

「扁桃体」と「前頭前野」が関連しています。

 

★扁桃体は不安・恐怖・怒りの感情と深く関わっています。

 

このような感情が続くと扁桃体が刺激され続けて興奮しやすくなります。

 

 

★前頭前野は意欲・創造力・判断力・理性などの高度な働きをしいてます。

 

そして前頭前野の一部には、痛みを抑制する役割があり

 

扁桃体が興奮しすぎないようにセーブする働きがあります。

 

 

痛みがあっても前頭前野の働きで、ある程度の期間は扁桃体の興奮を抑えています。

 

しかし、長期間続くと前頭前野の働きが低下してしまい扁桃体が強く興奮してします。

 

この結果、「痛みに脳が過敏に反応してしまう」といわれています。

 

通常であれば「1」の痛みを「5」の痛み、場合によっては「10」の痛み

 

として何倍にも強く感じてしまうのです。

 

 

参考図書;慢性疼痛・脳神経疾患からの回復

 

YNSA山元式新頭鍼療法入門

 

監修:山元敏勝 著:加藤直哉

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