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痙縮(けいしゅく)について。※脳卒中後遺症の症状のひとつです。

脳卒中になると運動機能障害、感覚障害などさまざまな後遺症の症状があります。

 

その後遺症の症状の一つに「痙縮(けいしゅく)」があります。

 

麻痺側の手足の筋肉が異常に緊張してしまい、

 

・手を握ったまま開けない。肘が曲がって伸びない

 

・膝が伸びたままで曲がらない。

 

・足裏が内側を向いた形で固まってしまう。

 

など日常生活の動作に大変支障がでてしまう症状の一つです。

 

寒くなってくると筋肉の緊張が強くなり、痛みを伴うケースもあり辛さから、

 

気持ちの落ち込んでしまう事もあります。

 

 

痙縮はどうして起こるのでしょうか?

 

身体の仕組みの中に、伸張反射(ストレッチ反射)と言って身体を守る働きがあります。

 

これは筋肉が急に伸ばされたりした時に、必要以上に延ばされないよう筋肉が縮んで壊れないようにするための仕組みです。

 

この伸張反射を抑制する働きと、興奮させる働きがありバランスを摂りあって身体は動いています。

 

脳卒中になると、この伸張反射を抑制する働きのルートが障害を受ける事が多いと言われています。

 

このため伸張反射が興奮する働きが強くなり、筋肉が緊張して縮みやすくなると考えられています。

 

痙縮をゆるめる、硬くなった関節を柔らかくするヒントはいくつかあると考えられています。

 

自分の意思で動けるようになるためには、痙縮の軽減は大きなテーマになります。

 

 

参考図書:脳卒中の動作分析、金子唯史、医学書院

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「YNSAで頭皮に鍼をするのは何故ですか?」

Q1、「YNSA®で頭皮に鍼をするのは何故ですか?」

 

A1、YNSA®(山元式新頭鍼療法)では頭皮にある全身 

 

  に対応したツボに鍼をします。

 

  頭皮には、脳・首・足・手や胃・肝臓・などの内臓とも関連したツボがあります。

 

  これらのツボは創始者の医師である山元敏勝先生が40年以上の臨床から

 

  独自に開発されたツボです。

 

  欧米では数万人の医師が治療に取り入れており、

 

  ドイツでは一部保険適応されているそうです。

 

  施術では、YNSA独自の診断をして

 

 「どこに刺したら良いか?」 

 

  を調べながら施術をすすめていきます。

 

 

Q2「腰痛です。頭皮に鍼をしても効果はありますか?」

 

A2、痛みが減って、動きが楽になれば効果があると考えます。

 

 効果を感じる方は多いと思います。

 

 YNSA®では、痛みの原因がどこにあるのか?

 

 ・腰に原因があるか?

 

 ・首に原因があるか?

 

 ・脳が痛みに過敏になっているのか?

 

 ・自律神経が乱れているのか?など

 

  診断をしながら施術を行います。

 

  同じ患者様でも、毎回診断して施術を行います。

 

 

Q3、「脳梗塞後遺症です。YNSA®の鍼で良くなりますか?」

 

A3、麻痺の原因は脳の組織が障害を受けたことによります。

 

  YNSA®では脳の働きを整えることにより、

 

  ・痛みの軽減

 

  ・運動、感覚機能の向上

 

  ・不眠、便秘、気持ちの落ち込みなどの自律神経症状の軽減

 

  などが期待できます。

 

  発症から半年以上経過しても何らかの症状の軽減は期待できると考えております。

 

 参考図書:あきらめなければ、痛みも麻痺も、必ず治る。著書:山元敏勝。ソレイユ出版

 

 

YNSA®(山元式新頭鍼療法)はどのような症状に効果があるのでしょうか?

YNSA®(山元式新頭鍼療法)では頭皮にある身体の各部位に対応したツボに鍼をしていきます。

 

どこに鍼を刺すかはYNSA®独自の診断方法で調べていきます。

 

どの患者様でも毎回診断して施術を行います。

 

どのような症状に効果があるのでしょうか?

 

①痛み

 

「痛み」は痛みがでている肩・腰・膝などの部位で起きている炎症が原因です。

 

痛みが長引くと、「脳が痛みを過敏に感じるようになる」

 

ことが最近の研究で分かってきています。

 

「脳が痛みを過敏に感じるようになる。」と痛み止めが効かなくなったり、

 

気持ちの落ち込みや不眠などの自律神経症状がでてきます。

 

 

②脳卒中後遺症による麻痺

 

「麻痺」は動かなくなった手足に問題があるように感じられますが、そうではありません。

 

麻痺は脳出血・脳梗塞によって中枢神経に障害が起こり脳からの命令の通り道が障害を受けたことによって起こります。

 

「手を動かせ」「足を動かせ」という脳からの命令が手足に届かなくなることが原因です。

 

 

③パーキンソン病

 

パーキンソン病の症状には、

 

手足の震え、前傾姿勢、筋肉の硬直、腰や背中の痛み、便秘、不眠などの症状があります。

 

パーキンソン病は脳の中で「ドーパミン」という神経伝達物質の分泌が少なくなることが原因と言われています。

 

ドーパミンは身体の筋肉の動きの調整や、自律神経の働きに大きく関連しています。

 

ドーパミンはやる気・意欲とも関係していますので、パーキンソン病の症状の一つに

 

気持ちの落ち込み・うつ症状があるのはこのためです。

 

 

③不定愁訴(自律神経のみだれによる症状)

 

頭痛・耳鳴り・身体がだるい・眠れないなどの症状があるのに原因が分からない状態を不定愁訴と呼びます。

 

この不定愁訴は交感神経と副交感神経のバランスが崩れることが原因です。

 

参考図書:あきらめなければ、痛みも、麻痺も、必ず治る。著:山元敏勝、ソレイユ出版

 

 

 

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