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「めまい」はどうして起こる?

「めまい」はどうして起こるのでしょうか?

 

そもそも「めまい」とは何でしょうか?

 

人は重力や自分の位置を

 

眼(感覚)

 

耳の内耳(前庭覚)

 

感覚や筋肉からの情報(体性感覚)

 

からの情報で判断しています。

 

これらの情報は脳に送られて視線や身体の向きを変えたり、

 

手足を動かしたりするように指令がでます。

 

つまり「めまい」の原因は、

 

眼・耳の内耳・脳(感覚を統合して脳から身体への指令のルート)に大きく分けられます。

 

耳の内耳が原因のめまいの場合は「グルグル回る」回転性のめまいが多いといわれています。

 

代表的なものは「メニエール病」「良性発作性頭位めまい症」などで、

 

「突発性難聴」でも起こります。

 

 

注意が必要なのは、脳が原因の場合です。

 

フワフワするめまい、言葉がでてこない、顔の半分が垂れさがる、

 

手足が動かない等の症状がある場合は、救急車を呼んだ方がよいです。

 

このほかにも、自律神経失調症・更年期障害・貧血・不整脈・循環器障害・精神疾患でも起こります。

 

早く原因を知る事、少なくとも危ない病気が隠れていないか?

 

を知ることが大切です。

 

参考図書:病気がみえる、耳鼻科、医療情報科学研究所

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

YNSA®(山元式新頭鍼療法)のポイント「肝」について

YNSA®(山元式新頭鍼療法)のポイントに「肝」があります。

 

診断点は首の筋肉である、胸鎖乳突筋の中央付近にあります。

 

鍼を刺すポイントは、頭頂部近くの左右と又は耳の前左右にあります。

 

 

YNSA®では「肝」と「迷走神経」は関連があると考えています。

 

「肝」とは肝臓の「肝」ですが、東洋医学的には「将軍の肝」といわれ、思考思索の中心をなす臓器と考えられています。

 

「肝っ玉の据わった人」

 

という表現の「肝」にあたります。

 

また、肝は血・筋・爪・眼・怒り(精神的ストレス)・婦人科系の症状などとも関連すると言われています。

 

 

迷走神経は、脳から喉から心臓・消化管に分泌しています。

 

あまりにも複雑に入り組んでいるので「迷走」という名前が付いています。

 

 

迷走神経の役割は咽頭・喉頭の粘膜の感覚と嚥下運動、声帯筋の運動(発声)

 

消化管の運動、消化液の分泌、心臓拍動の抑制など非常に重要な働きをしています。

 

 

脳出血後遺症・脳梗塞後遺症・パーキンソン病・不眠症・自律神経失調症

 

更年期障害などの方の便秘や嚥下困難、精神的な不安定、ホットフラッシュ

 

などの自律神経の乱れによる症状がある場合に使います。

 

 

東洋医学では肝の経絡は足の親指の先から足の内側を通って内臓を経由して頭の方に流れていると考えられています。

 

経絡上の問題と考えられる腰痛・膝痛・肩首痛・運動障害などの症状にも使います。

 

 

YNSA®(山元式新頭鍼療法)の鍼施術では、左右の診断点の左右差を見て、頭皮のツボに鍼を刺していきます。

 

頭皮に鍼をするので服を着替える必要は無く、座ったまま施術が出来ます。

 

頭皮に鍼をしたまま30分ほど置きます。

 

その間に手足にお灸・鍼・運動法などを行います。

 

参考図書:慢性疼痛・脳神経疾患からの回復(YNSA山元式新頭鍼療法入門)

監修、山元敏勝監、著、加藤直哉

解剖学、社団法人東洋療法学校協会、医歯薬出版株式会社

 

 

 

 

YNSA®(山元式新頭鍼療法)のポイント「腰椎」について

YNSA®(山元式新頭鍼療法)のポイントに「腰椎」があります。

 

診断点は肘のシワの内側です。首の胸鎖乳突筋の縁にもあります。

 

鍼を刺す場所は耳の前と後ろのD点を主に使います。

 

 

腰椎はいわゆる背骨の下の方にある腰の骨です。5個あります。

 

その下に仙骨もあります。

 

これらの骨の隙間からは、脳から繋がっている神経が出てきて骨盤内の臓器に繋がっています。

 

腰椎・仙骨にある排尿・排便中枢は大脳・脳幹部と連絡を常に取りあっています。

 

 

また下肢の筋肉を動かす神経や下肢・腰回りからのさまざまな感覚を脳に伝える神経が、

 

密集して束のようになって出て入りしています。

 

 

パーキンソン病の症状に便秘があります。

 

パーキンソン病になると交感神経が常に優位になる傾向があります。

 

交感神経優位ということは、身体は運動モードのため消化管の動きをセーブしてしまいます。

 

そのため身体は便を出さない方向の働きをしてしまいます。

 

 

脳梗塞後遺症・脳出血後遺症になると、脳から手足を動かす指令が上手く届かなかったり、

 

手足からの感覚が脳に伝わらなくなってしまいます。

 

 

坐骨神経痛では、腰から下肢に伝わる神経に炎症がおこり痛み・痺れの症状がでてしまいます。

 

 

YNSA®(山元式新頭鍼療法)の鍼施術では、診断点の左右差を見て

 

頭皮の鍼を刺す場所を決めます。

 

 

座ったまま施術が可能で、服を着替える必要もありません。

 

頭皮に鍼をしたまま30分程置きます。

 

その間に手足にお灸や鍼・運動法などを行います。

 

参考図書:生理学第2版、社団法人東洋療法学校協会、医歯薬出版株式会社

 

 

 

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