お知らせ・コラム Information

痛みを脳が過敏に感じている可能性があります。

腰痛・首・肩・膝などの痛みが長く続くとつらいものです。

 

痛みは身体からの神経を伝わって最終的に脳で感じています。

 

痛み止めを飲んで痛みが軽減することもよくありますが、

 

痛みが長期間続くと痛み止めが効かなくなってくるケースもあります。

 

それは脳内での痛みを感じる神経の仕組みが変化したことが考えられます。

 

 

脳内の痛みの感じ方には

 

 

「扁桃体」と「前頭前野」が関連しています。

 

 

「扁桃体」は脳の深いところにあって進化論的には古いもので他の哺乳類はもちろん爬虫類などにも存在するものです。

 

 

扁桃体は不安・恐怖・怒りの感情と深く関連していて、このような感情が続くと興奮しやすくなります。

 

 

痛みによる不安・恐怖・怒りなどの心の状態により脳の扁桃体が刺激され続けます。

 

 

一方、脳の前頭前野は人間は特に発達進化しています。

 

 

前頭前野は意思決定や創造力、判断力、計画性など高度な働きをしています。

 

そして痛みのコントロールとも関係していて、扁桃体が興奮しすぎないようにセーブする働きがあります。

 

なので痛みがあると前頭前野の働きで、ある程度の期間は扁桃体の興奮を抑えています。

 

しかし、長期間続くと前頭前野の働きが低下してしまい扁桃体が強く興奮してします。

 

このため痛みに脳が過敏に反応してしまうといわれています。

 

こうなると前頭前野に働きは低下しているので、

 

怒りっぽくなる・気分が落ち込む・判断力が鈍るなどの症状が出てきます。

 

このように痛みと心の働きと脳の働きは深く関係しているのです。

 

YNSA®の鍼施術により、痛みに敏感になった脳が穏やかになり、

 

痛みが軽減する可能性があります。

 

参考図書;山元式新頭鍼療法の実践

監修:山元敏勝 著:加藤直哉、冨田祥史

三和書籍

「朝から身体がだるい・痛い・寝た気がしない。」のはなぜ?

・朝から身体がだるい。

 

・寝汗をぐっしょりかいている。

 

・起きたばかりなのに身体があちこち痛い、固まっている。

 

・よく寝違える。

 

・食が細い、肉や魚をあまり食べない、炭水化物が多い。

 

このような方は、寝ている間に血糖値が低下してしまっている

 

「夜間低血糖」になっていることが予想されます。

 

正確にいうと、寝ている間に「低血糖」と「高血糖」を繰り返しているかもしれないのです。

 

人の身体は「血糖値」をあるレベルに保つ働きがあります。

 

「血糖値」が下がると、「お腹が空いた!」と感じます。

 

しかし、寝ている間は食事がとれません。

 

なので、筋肉と肝臓に蓄えられている「グリコーゲン」を「糖質」に変えて

 

血糖値を維持しています。

 

しかし、筋肉量が少なかったり、脂肪肝があったりするとこの仕組みが上手く働きません。

 

 

代わりに「交感神経」を活発にして血糖値を上げようとしまうす。

 

「交感神経」を働かせるときには

 

「アドレナリンやコルチゾール」と言ったホルモンが全身にかけめぐります。

 

この二つは「戦うためのホルモン・ストレスホルモン」とも言われています。

 

身体は「戦闘モード」になります。

 

この「交感神経」は人間が洞窟で生活していた時代とほぼ同じシステムです。

 

狩りをしていたら、クマに襲われた!蛇が出てきた!と言った時に危険を回避する為のモードです。

 

「戦うか!逃げるか!」です。

 

 

ですから、全身の筋肉は緊張して血圧も血糖値も急上昇します。

 

寝ている間に戦っている状況を繰り返しているので朝起きた時は

 

グッタリ疲れていたり、身体がアチコチ硬くなっていたり、寝違えたりするのです。

 

このような方は寝ている間だけでなく、

 

起きている時も同じような症状が起こります。

 

低血糖になった時、つまりお腹が空いた時に、

 

甘いものや、パン、麺類などの糖質中心の食事になりがちです。

 

タンパク質が不足してしまうと筋肉が上手く作られなくなり、

 

筋肉に蓄えられる糖質の量も減ってしまいます。

 

運動不足にもなってしまうと筋肉も痩せてしまうので、なおさら悪循環になります。

 

筋肉と肝臓に蓄えられている糖質を使うシステムが上手く働かなくなってしまうのです。

 

そのほかセロトニンやメラトニンなどの良い睡眠を促すホルモンも上手く作られなくなってしまいます。

 

バランスの良い食事と出来る事から少しづつ運動を生活の中に取り入れる事が大切です。

脳卒中(脳梗塞・脳出血)後遺症です。YNSA®の鍼で良くなりますか?

脳梗塞・脳出血後遺症の方から

 

「鍼で良くなりますか?」

「なかなか手足が上手く動きません。鍼で動くようになりますか?」

「肩・背中が痛いです。なんとかなりますか?」

 

という質問をいただきます。

 

結論から言いますと、発症から早いほど変化を感じる方が多いようです。

 

数年経過していても変化を感じる方は多いです。

 

 

数回やってみて変化を感じるようであれば、施術を続ける意味はあると思います。

 

障害を受けた脳細胞が元通りになることは難しいと言われていますが、

 

脳の可塑性といって、障害を受けた脳細胞の周りが機能を補いあって機能を回復していくことは認められています。

 

YNSA®(山元式新頭鍼療法)の施術の目的は

①筋緊張の緩和

 

②痛みの軽減

 

③運動機能の亢進

 

④転倒予防、ADL(日常生活動作)・QOL(生活の質)の向上

 

⑤不眠・便秘などの自律神経症状の改善

 

⑥言語機能の改善

 

を目的にしています。

 

YNSA®による鍼の刺激が脳に何らかの影響を与えていると考えられています。

 

脳の可塑性を引き出すためには自身の意思によるリハビリが大切ですし、

 

手足を動かすためには、手足の感覚も大切です。

 

「諦めない。」事が大切です。

 

私達は少しでもお困りの方達の力になりたい!と考えております。

 

 

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