脳卒中(脳出血・脳梗塞)後遺症です。麻痺側の手足が緊張して痛いです。YNSA®の鍼でなんとかなりますか?
脳卒中(脳梗塞・脳出血)の後遺症でリハビリを頑張っていらっしゃる方のお悩みに、
「麻痺側の緊張が強くて痛い。」
「足が痛くて歩きたくない。」
「手足が硬くなって着替えるのに時間がかかる。」
などがあります。
麻痺側が痛くなる場合と健側が痛くなる場合があります。
痛みがあるとリハビリに対しての意欲がわかなくなってしまう事もあります。
寒くなってくると特に
麻痺側は血流を促す神経の働きが充分ではないため、血流が滞りやすいのです。
そのため痛み物質や老廃物も排除されづらい傾向があるので痛みに繋がりやすいと考えれます。
健側の痛みは、麻痺側の動きをカバーしようとして負担が大きくなった場合です。
麻痺のある方の歩き方は、どうしても良い方に重心が偏りがちです。
麻痺側の股関節・膝関節・足関節の動きに制限があると、腰や背中の動きでカバーしようとするので良い方の腰・背中が痛くなるのです。
YNSA®の鍼施術の目的は
痛みの軽減、生活の質の向上です。
具体的には
①筋肉の緊張を和らげる。
②痛みを軽減させて日常生活・リハビリへの影響を抑える。
③歩行などの運動機能の亢進。
④転倒予防
⑤自律神経症状の改善(睡眠の質の向上、便秘、)
⑥感情失禁(怒りっぽい、落ち込みやすいなど感情のコントロールが難しい)
⑦言語機能の改善(言葉を話しやすくする。聞いた言葉を理解しやすく等)
が目的になります。
脳卒中(脳梗塞・脳出血)の麻痺では手足が動かないことに注目がいきますが、
⑤自律神経症状の改善や⑥感情失禁の改善
が進むことにより、運動機能や痛みが軽減されることが多いと言われています。
YNSA®では頭に鍼をするので着替える必要はありません。
座ったまま施術ができます。30分程頭に鍼をしたまま動きの練習・運動療法を行う事が可能です。
発症から半年以上経過していても症状が改善する可能性はあります。
患者様と出来ることからコツコツ始めて行きます。