YNSA®(山元式新頭鍼療法)ではどうして頭皮に鍼をするのですか?
YNSA®(山元式新頭鍼療法)では、頭皮に鍼を刺します。
患者様から「頭皮に鍼をするのと、身体に鍼をするのではどう違うのですか?」
という質問を頂くことがあります。
結論からいうと、「頭皮に鍼をすると、その刺激は脳の血流の改善に直接影響を与える事が期待できる」
という事です。
YNSA®のツボが多く存在する、おでこや耳の周りの感覚は三叉神経という神経が司っています。
この三叉神経は脳内の血流も司っているので、頭皮に鍼をすることにより、脳内の血流を改善することが期待できるのです。
最近の研究では、慢性的な痛みになると、
「脳が痛みを過敏に感じる」
「脳が痛みを記憶する」
など痛みと脳の関係が深いことが科学的に明らかになってきています。
脳内の血流を改善することによって慢性的な痛みや、脳梗塞・脳出血後遺症の症状の改善に効果が期待できると考えられています。
参考図書:あきらめなければ痛みも麻痺も必ず治る・山元敏勝・ソレイユ出版