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YNSA®(山元式新頭鍼療法)ではどうして頭皮に鍼をするのですか?

YNSA®(山元式新頭鍼療法)では、頭皮に鍼を刺します。

 

患者様から「頭皮に鍼をするのと、身体に鍼をするのではどう違うのですか?」

 

という質問を頂くことがあります。

 

結論からいうと、「頭皮に鍼をすると、その刺激は脳の血流の改善に直接影響を与える事が期待できる」

 

という事です。

 

YNSA®のツボが多く存在する、おでこや耳の周りの感覚は三叉神経という神経が司っています。

 

この三叉神経は脳内の血流も司っているので、頭皮に鍼をすることにより、脳内の血流を改善することが期待できるのです。

 

最近の研究では、慢性的な痛みになると、

 

「脳が痛みを過敏に感じる」

 

「脳が痛みを記憶する」

 

など痛みと脳の関係が深いことが科学的に明らかになってきています。

 

脳内の血流を改善することによって慢性的な痛みや、脳梗塞・脳出血後遺症の症状の改善に効果が期待できると考えられています。

 

参考図書:あきらめなければ痛みも麻痺も必ず治る・山元敏勝・ソレイユ出版

 

 

 

食べた物で身体は出来ています。自律神経にも影響します。

食べた物で身体が出来ていることは想像できますが、自律神経にも影響していると言ったら意外に感じるかもしれません。

 

心の働きに関するホルモンはセロトニン・ドーパミンなどですが、特にセロトニンは「脳内の指揮者」「幸せホルモン」とも言われており、

 

朝起きて太陽の光をみると脳内で分泌されるといわれています。

 

朝できたセロトニンは14時間後くらいにメラトニンに変化し睡眠を促します。

 

セロトニンは一日のリズムを作るためにとても重要で自律神経を整えるためには欠かせないホルモンです。

 

このセロトニンを作るためにも材料が必要です。

 

セロトニンだけではありませんが、これらのホルモンを作るためにはタンパク質・ビタミンB群・鉄・亜鉛などのミネラルも必要になってきます。

 

 

特に不足しがちなものは「鉄」です。

 

鉄は細胞の中のミトコンドリアというエネルギーを作る工場でも最も使われるミネラルです。

 

鉄が不足するとエネルギーが作られなくなるので、貧血や疲れやすいなどの症状も出てきます。

 

鉄が不足すると下記のような症状がでてきます。

 

・硬いもの(氷・あめなど)を噛みたくなる

 

・爪が割れやすい、柔らかい、丸みが無い

 

・髪が抜けやすい、アザができやすい

 

・イライラしやすい

 

・食が細い、肉、魚をあまり食べない

 

等が思い当たる方は、鉄分の摂取が足りないかもしれません

 

食生活を見直してみて、出来る事からスタートするのも良いです。

 

参考図書:食べてうつぬけ・著書:奥平智之・主婦の友社

 

YNSA®(山元式新頭鍼療法)はどのような施術法ですか?

YNSA®(山元式新頭鍼療法)では、頭皮に鍼をします。

 

鍼をする場所は、合谷・上腕・首のにある診断点の変化をみながら決めます。

 

鍼をして診断点が変化し、症状が変化しているか?を確認しながら施術をすすめます。

 

この診断点と鍼をする点は、身体の症状のある場所と繋がっているのではなく、

 

症状の原因と繋がっている場所に変化がおこるのです。

 

例えば、腰に痛みがあったしても、腰の反応があるとは限りません。

 

首に何らかの原因があって腰が痛む場合もあります。

 

また最近では慢性の腰の痛みでは、痛みを脳が記憶するなどの脳の働きが関係していることも科学的に明らかになってきました。

 

つまり、腰の痛みでも、首に原因があれば首とつながる点に、

 

脳の働きに原因があれば脳の働きと繋がる点に変化が現れるのです。

 

YNSA®では症状の原因のある部位と繋がる場所を毎回探して施術するので、

 

毎回オーダーメードの施術になります。

 

参考図書:あきらめなければ、痛みも麻痺も必ず治る!:山元敏勝:ソレイユ出版

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