食べた物で身体は出来ています。自律神経にも影響します。
食べた物で身体が出来ていることは想像できますが、自律神経にも影響していると言ったら意外に感じるかもしれません。
心の働きに関するホルモンはセロトニン・ドーパミンなどですが、特にセロトニンは「脳内の指揮者」「幸せホルモン」とも言われており、
朝起きて太陽の光をみると脳内で分泌されるといわれています。
朝できたセロトニンは14時間後くらいにメラトニンに変化し睡眠を促します。
セロトニンは一日のリズムを作るためにとても重要で自律神経を整えるためには欠かせないホルモンです。
このセロトニンを作るためにも材料が必要です。
セロトニンだけではありませんが、これらのホルモンを作るためにはタンパク質・ビタミンB群・鉄・亜鉛などのミネラルも必要になってきます。
特に不足しがちなものは「鉄」です。
鉄は細胞の中のミトコンドリアというエネルギーを作る工場でも最も使われるミネラルです。
鉄が不足するとエネルギーが作られなくなるので、貧血や疲れやすいなどの症状も出てきます。
鉄が不足すると下記のような症状がでてきます。
・硬いもの(氷・あめなど)を噛みたくなる
・爪が割れやすい、柔らかい、丸みが無い
・髪が抜けやすい、アザができやすい
・イライラしやすい
・食が細い、肉、魚をあまり食べない
等が思い当たる方は、鉄分の摂取が足りないかもしれません
食生活を見直してみて、出来る事からスタートするのも良いです。
参考図書:食べてうつぬけ・著書:奥平智之・主婦の友社