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心と身体を整える方法(お灸の場合)

当院では、YNSA®(山元式新頭鍼療法)の施術と併せて、手足へのお灸をすることが多いです。

 

患者様から

 

「お灸は熱くないですか?」

 

「お灸は何に効くのですか?」

 

「どうして効くのですか?」

 

「ツボの位置が分からないです。」

 

と質問を頂くことがあります。

 

お灸の刺激は脳の視床・視床下部と言われるところに入ります。

 

視床・視床下部は自律神経の中枢・司令塔でもあります。

 

写真のように内関と言われるツボは

 

何となく憂鬱な時など、頭が重いとき、胃腸の調子が悪い時に効果を期待できます。

 

セルフケアとして実践しやすいツボの一つです。

 

その他に

 

お灸には免疫力を高める効果もあると言われています。

 

お灸による熱で皮膚に微細な傷が付き、その微細な傷から免疫力を高めるタンパク質が分泌されます。

 

そのタンパク質が身体中に循環することによって顆粒球やリンパ球などの働きが高まります。

 

顆粒球やリンパ球は身体に入ってきた細菌やウイルスをやっつける働きがあります。

 

お灸をすることは、例えて言えば、

 

消防署隊員の方々が火災本番の際に最大の力を発揮出来るように

 

訓練を行っているようなものです。

 

お灸により日々免疫力や血流の流れを整える働きの訓練をすることにより、

 

いざウイルスや細菌が入ってきたときにやっつける事が出来るのです。

 

 

このように身体には自分の身体を守る働きがあります。

 

 

当院では、ツボの取り方もご指導させていただいております。

 

心と身体を整える方法はなに?(脳科学的に考える)

コロナが再拡大しています。

 

いつになったら終るのだろう?

家族がコロナになったら?

自分がコロナになったら?

 

不安はつきません。

 

記録的な猛暑も重なって精神にも身体的にもダメージを受けやすい状況です。

 

短期間でしたら気力で乗り切るところですが、

 

コロナ禍は長すぎます。

 

脳科学的に考えて心と身体を整えるために必要なホルモンは、

 

セロトニン・オキシトシン・ドーパミンの3つが重要です。

 

その中でも一番大切なのはセロトニンです。

 

セロトニンは別名

 

「幸せホルモン」

 

「脳内の指揮者」とも言われて

 

他のオキシトシンやドーパミンが上手く働くために

 

前提として必要なホルモンです。

 

一日のリズムを整えるホルモンでもあります。

 

朝日を浴びると分泌されてその14時間後くらいにメラトニンに変化します。

 

メラトニンに変化すると深部体温を下げると言われています。

 

深部体温が下がると眠気が訪れます。

 

朝、少なくとも午前中に日の光を浴びるか、

 

せめて日の光を見る事は重要です。

 

参考図書:ストレスフリー超大全、著:樺沢紫苑、ダイヤモンド社

5月15日(日)YNSA学会代表理事の加藤先生の講習会に参加しました。

5月15日(日)はYNSA®学会代表理事の加藤先生の講習会に参加してきました。

脳卒中後遺症・パーキンソン病をテーマにした講習会でした。

 

YNSA®(山元式新頭鍼療法)は整形外科的な痛み、自律神経の乱れ、脳神経疾患などに取り組んでいます。

 

欧米では数万人の医師が治療に取り入れている施術法です。

 

改めて基本の大切さ・診断→刺鍼→確認の手順の大切さ、

 

施術の目標設定をしっかり定める事の大切さを

 

医者の立場でもある加藤先生からお話を聞ける事は

 

大変貴重です。

 

また、「YNSA®を学びたい!!」

 

という熱意に満ちた先生方や、

 

久しぶりに直接お会いした先生方も多く、大変有意義な時間を過ごす事ができました。

 

今後の診療に活かしていきたいと思います。

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