YNSA(山元式新頭鍼療法)による脳卒中(脳梗塞・脳出血)後遺症への取り組み。
脳卒中(脳梗塞・脳出血)後遺症には、
左右片側の感覚が鈍くなる、
手足が上手く動かせない、
言葉が上手く話せなくなる、
食事の際に、食べ物や飲み物が口の端からこぼれやすくなる、などがあります。
この症状を麻痺といいます。
麻痺がおこると仕事はもちろん、日常生活でも一人で過ごす事が難しくなってしまいます。
手足が動かなくなるので手足に問題があるように思われがちですが、原因は脳にあります。
脳の血管がやぶれたり、血管が詰まったりして脳の神経細胞や神経線維に障害が起きた結果、
脳から手足に向けての信号が届きづらくなってしまうのです。
手足に問題が無くても脳からの「手を動かしなさい」「足を動かしなさい」
という命令が手足に届かないので動かなくなってしまうのです。
様々な研究では、積極的なリハビリによって脳の損傷を受けた部位を補うように他の神経のルートが活発になることが分かってきています。
このように脳の神経細胞、神経線維が新たなネットワークを作り出すことを
「脳の可塑性」と言います。
大切な事は身体の感覚を思い出して、脳からの運動神経の働きを促すことです。
YNSA®(山元式新頭鍼療法)の鍼施術により脳へのアプローチを行い、頭皮に鍼を刺したまま
手足の感覚や動かす練習を行っています。
施術により
・歩きが楽になった。
・物が持ちやすくなった。
・食事の時、口からこぼれなくなった。
・「ありがとう」「お願いします」などの発語が増えた。
などの症例があります。
改善の程度やスピードは人それぞれです。
先ずは、ご相談下さい。