心と身体を整える方法(お灸の場合)
当院では、YNSA®(山元式新頭鍼療法)の施術と併せて、手足へのお灸をすることが多いです。
患者様から
「お灸は熱くないですか?」
「お灸は何に効くのですか?」
「どうして効くのですか?」
「ツボの位置が分からないです。」
と質問を頂くことがあります。
お灸の刺激は脳の視床・視床下部と言われるところに入ります。
視床・視床下部は自律神経の中枢・司令塔でもあります。
写真のように内関と言われるツボは
何となく憂鬱な時など、頭が重いとき、胃腸の調子が悪い時に効果を期待できます。
セルフケアとして実践しやすいツボの一つです。
その他に
お灸には免疫力を高める効果もあると言われています。
お灸による熱で皮膚に微細な傷が付き、その微細な傷から免疫力を高めるタンパク質が分泌されます。
そのタンパク質が身体中に循環することによって顆粒球やリンパ球などの働きが高まります。
顆粒球やリンパ球は身体に入ってきた細菌やウイルスをやっつける働きがあります。
お灸をすることは、例えて言えば、
消防署隊員の方々が火災本番の際に最大の力を発揮出来るように
訓練を行っているようなものです。
お灸により日々免疫力や血流の流れを整える働きの訓練をすることにより、
いざウイルスや細菌が入ってきたときにやっつける事が出来るのです。
このように身体には自分の身体を守る働きがあります。
当院では、ツボの取り方もご指導させていただいております。