「寒暖差疲労」「湿度差疲労」(気象病)は自律神経の疲労。
寒暖差疲労(気象病)という言葉をよく聞くようになってきました。
・何となく体がだるい、疲れるだけでなく
・頭痛・首肩こり、腰痛、ぎっくり腰、神経痛、アレルギー症状も含まれます。
これらの症状は寒暖差疲労と関連があると考えられます。
人の身体は「7度以上の温度差」を何回も繰り返すとストレスを感じて「寒暖差疲労」に繋がるそうです。
日中23℃を越える翌日の朝に16℃程度の気温になると気温差が7℃になります。
これを繰り返すと体温を維持している自律神経が働きすぎて疲れてしまう、
と考えられています。
湿度は体感温度に大きく影響しますので、
湿度の変化も自律神経の疲労に関係しているとも考えられます。
個人的には「湿度差疲労」という言葉も「有り」と思います。
Q、自分で出来る「寒暖差疲労」対策はありますか?
A、 ・身体を冷やす服装を避けること。
・質の良い睡眠をとること。
・バランスの良い食事を摂る事。
・ストレッチ、ウォーキングなどの軽めの運動を行うこと。
身体を冷やす服装は、首・足首が外気に触れる状態の服装です。
首・足首は、太い血管や神経が通っています。
首・足首を冷やす事は、この血管・神経を冷やすことになり身体を冷やすことに繋がります。
ストール、丈の長い靴下などで足首・首を冷やさないようにしょう。
参考文献:生理学第二版、医歯薬出版株式会社