パーキンソン病です。上手く歩けません。YNSA®の鍼で良くなりますか?
パーキンソン病の症状の一つに、小刻み歩行といって、
チョコチョコと小さな歩幅で歩いてしまう症状があります。
これは筋力が弱いなどの原因ではなく、脳からの足の使い方の命令がうまく出来ていない事が原因です。
パーキンソン病の原因は脳の中の黒質と言われる部分のドーパミンの量が少なくなる事、といわれています。
通常はドーパミンとアセチルコリンと言われる物質がバランスを摂りあって、筋肉の動きを調整しています。
何らかの原因で黒質の神経細胞が委縮してしまうとドーパミンが少なくなります。
そうすると筋肉の収縮が強くなり、緊張が強くなってしまいます。
その結果足を出そうと思っても上手く足が出せずに小刻みに動いてしまうのです。
筋肉の収縮が背中やお腹の筋肉で起こると、背中が丸くなったり身体が傾いたりします。
筋肉の緊張のため、痛みを訴える方もいらっしゃいます。
YNSA®(山元式新頭鍼療法)でのパーキンソン病への施術の目的は、
QOL(生活の質)の維持・向上です。
パーキンソン病の症状には、小刻み歩行・身体の傾き・腰痛・背部痛などの運動器の症状と
不眠・便秘・排尿障害・気持ちの落ち込みなどの自律神経症状があります。
施術によって、
「姿勢が良くなり歩行が楽になった。」
「表情が明るくなり、意欲が湧いてきた。」
「食欲がでてきた。」
「眠れるようになった。」
「お通じがでるようになった。」
などの声をいただいております。
私達はパーキンソン病の患者様とご家族の方が、笑顔を取り戻し
前に進むきっかけになりたい!と考えています。